楽しい投資研究所の旅日記

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旅の準備について

旅は準備するところから始まっており、むしろ準備しているときが実は最も重要な旅の時間であるといえ、そして帰国したからといって終わるものでもない。 旅は事前準備がとても大事で知識がないと何も見えないし聞こえない。何も知覚できずに帰国することにな…

プラド美術館とベラスケスのこと

(※2018年9月 マドリード) マドリードには午後3時半に着いた。マドリードはヨーロッパ タイム ゾーンのかなり西に寄ったところに位置するので、日はまだ中天に高い。セビージャから高速鉄道AVEで2時間38分。車中はワインもガスパッチョもおいしく快適であ…

チップという難解な習慣について

(2018年9月 バルセロナ, グラナダ, セビージャ, コルドバ, マドリード, トレド) こちらスペインでも、タクシーやバルでチップを払う。アメリカのようにチップが強要されるような社会ではなく、何か特別なことをしてもらった時などに1~2ユーロを支払うく…

アルハンブラ宮殿のこと

(※2018年9月 グラナダ) グラナダのアルハンブラ宮殿を訪れた。 ナスル朝グラナダ王国時代の遺跡。丘の上というか山上の城砦である。実際に足を踏み入れてみればそこはちょっとした街のようでもある。 *山の上の城塞 1492年カスティージャ王国がグラナダを…

セビージャでもらったワインとマドリードの悲劇

(※2018年9~10月 セビージャ, マドリード) セビージャに滞在したのは5日間。宿は ホテル ポサダ デル ルセロ。朝食会場のレストランにはCava(スパークリング ワイン)が置いてある。朝から呑めるのだ。 *朝Cava <2018/09/25 09:15> 最終日の朝、理由はよ…

フラメンコに魅了されたという話

フラメンコの存在が文献で確認できるのは19世紀半ば以降のこと。その原型が現れたのは早くとも18世紀末頃といわれる。案外新しい。スペイン、アンダルシア地方が本場といわれる。 *アンダルシアの大道芸はフラメンコが王道(グラナダ) セビージャで滞在し…

グラナダからセビージャへ 都市間移動の覚書

(※2018年9月 グラナダからセビージャへの移動日のこと) グラナダからセビージャまでの鉄道のチケットは買ってある。 *グラナダ駅 移動日の朝、グラナダ駅で電車を待った。さて、どのプラットフォームで待てば良いのだろう?駅員さんに訊いた。すると、こ…

コルドバのカフェでオラオラのこと

(※2018年9月 コルドバ) (注)写真はコルドバのものですが本文の内容とはあんまり関係ありません。 *コルドバ駅 一日歩き回って後、コルドバの駅で電車を待つ間、駅ナカのカフェで休んだ。けっこう大きな店だったのだが女性店員さんひとりで回している様…

メスキータでイスラム教とキリスト教の融合を見る

(※2018年9月 コルドバ) コルドバのメスキータを訪れた。メスキータはモスクの意。8世紀、後ウマイヤ朝の時代に造られた。 *入場チケット売り場の行列。窓口は複数あるので案外さくさく進む。 建造したのはアブド アッラフマーン1世。彼はウマイヤ朝の王…

灼熱の城塞都市コルドバ

(※2018年9月 コルドバ) コルドバを訪れた。セビージャから高速鉄道AVEで42分。8世紀半ばから後ウマイヤ朝の首都。10世紀の頃の世界最大都市のひとつ。城塞都市とも呼ばれた。街を囲む城壁が今も残る。 ※コルドバの城壁。この壁の向こう側にユダヤ人街。…

セビージャのカテドラルとコロンブスの影

(※2018年9月 セビージャ) セビージャのカテドラルを訪れた。世界で三番目に大きな聖堂である。元はモスクだったがレコンキスタの後、大改築というかモスクは破壊され、キリスト教の大聖堂建立となった。 *セビージャのカテドラル モスクからカテドラルに…

バルセロナとスリの話

(※2018年9月 バルセロナ) 旅先で日本人の方を見かけても基本的に声をかけたりしないのだが、声をかけられればお話しもする。 僕は日本人とすぐにばれるようで、ヨーロッパの街を歩いているとコニチワなどと声をかけられたりもする。一方、家内の場合はたい…

現代アートがわからない

現代アートがわからない。 マドリードではソフィア王妃芸術センターとティッセン・ボルネミッサ美術館も訪れた。ソフィアにはピカソのゲルニカがある。ミュージアムパスで入れる。ティッセンはパスの対象外。 *ソフィア王妃芸術センター 写実的な絵画はわか…

スペイン語の実践とやさしいスペインの人々のこと

(バルセロナ 2018年9月) タクシーやバル、ホテル、美術館などで片言のスペイン語を話す。スペイン語を話す機会などそうそうないので貴重な機会である。 *ボケリア市場。市場のなかで酒が飲める。 ひどい言い間違いもした。バルセロナ滞在中、市場のバルで…

アントニ ガウディのこと

(バルセロナ 2018年9月) ガウディはやはり面白い。今回、一〇年前に来たときよりもバルセロナにおけるガウディ熱がいっそう高まっているような印象を受けた。 カサ ミラやカサ バトリョの前の入場待ちの列の長さ、前もこんなに長かったかしらと思う。あと…

カタルーニャ音楽堂見学のこと

(バルセロナ 2018年9月) カタルーニャ音楽堂を見学。世界遺産である。観覧料金は一人20ユーロ、全てガイドツアーである。 *二〇世紀初頭に造られたコンサートホール 僕たちのガイドは若い女性で、昨日からガイド始めました!と言っても驚かない初々しさが…

ことばがが旅をつくること

(※ドーハ・バルセロナ間移動。空路) ドーハからバルセロナへ向かう。ふたたび機上の人となる。 酒ばかり飲んでいるようで控えていたのだが、どうにも我慢ならずワインを頼む。ワインリストからソーヴィニヨン ブラン マックス レゼルヴァ2016 なるものを頼…

ドーハ・ハマド国際空港とビジネス ラウンジ、あとカタールが見据えるものについて

成田からカタールへ飛んで、ドーハ・ハマド国際空港に着いた。ここまで約11時間のフライトである。不思議なことに疲れがない。 *深夜3時のハマド国際空港。清潔感のある広い空港である。 ここでトランジットする。しばし休んで後バルセロナへ向かう。 15か…

旅は無事の帰国が一番大切であること

※時系列を無視して書いています。 今回のスペイン行は三週間とちょっとの旅程、無事に帰って来れた。本当に何も問題がなかった。こまかなトラブルは旅先では日常茶飯事ではあるが、ちょこちょこっと解決できるようなものばかりで、けがをすることも盗難に遭…

サグラダ ファミリアのこと

サグラダ ファミリアを再訪した。やはり圧巻である。一〇年前も巨大だったがさらにでかくなっている。 *人はこんなものまで造ることができるのかと。 二〇二六年に完成の予定だそうだ。以前訪れたときは完成時期未定だった。逆に完成させるつもりなのだとい…

グラナダでバル巡りのこと

アルハンブラ宮殿見学ののち、バルに立ち寄って昼食とした。白ワインとサングリア。一杯頼めば小皿料理(タパ)が一品付く。お気に入りのバルは ホテル近くのラ リヴィエラ(La Riviera)である。 *Googleマップいち押しの人気店。 前回来たときには売り切…

その道にハートはあるか?という話(或いはローマ上空でワインに酔えばという話)

カタール航空機はバルセロナへ向かう途上、ローマ上空を飛んだ。このときワインで気持ち良くなった頭でふと思い出したのが、哲人皇帝と呼ばれたマルクス アウレーリウスというエライ人の言葉である。曰く『各々のものはそれがつくられた目的に向かって惹かれ…

ブエリング航空のこと

今日、バルセロナからグラナダへ飛ぶ際にブエリング航空を初めて利用した。陸路も選択肢として考えたのだが、そうするといったんマドリードまで出なければならず8時間以上かかるのだ。空路なら1時間半である。迷う理由はない。 *雨のグラナダに降り立った…

カタール航空ビジネスクラス搭乗の覚書 その2

カタール航空にてビジネスクラスに初めて乗る。この歳になっても初体験の事柄は存外多い。座席スペースがたしかに広い。とても広い。 着座するなりウエルカムドリンクがささっと出されて離陸前、ビジネスの空間ではこのような時間が流れていたのかと軽い驚き…

カタール航空ビジネスクラス搭乗の覚書 その1

今回の旅はカタール航空のビジネスクラスを利用した。成田でラウンジを使えるとなって当初は浮かれたが、外資の航空会社の場合、手荷物預け入れは出発時刻の3時間前が原則である。 預ける手荷物がなければオンラインでチェックインを済ませ、いつでも好きな…

ユーロ紙幣がくしゃくしゃな理由

ユーロ紙幣はたいていくしゃくしゃである。レジで新札を渡すと受け取った店員さんはその場でくしゃくしゃにしたりする。それには理由があるのだ。ユーロ紙幣の新札は静電気でくっつきやすいためである。 注意力散漫のうっかりさんは会計の際に二〇ユーロ紙幣…

幸福について

人生は旅のようなものだと思う。喜びを目的とする旅である。幸福を目指すのでもいい。 では幸福とは一体どんなものをいうのか。幸せって何なのでしょうねと先日、知人の会計士さんから問われて、そういえばショーペンハウアーが教えてくれたなあと鮮やかに思…

旅を楽しむための(あるいは投資で笑うための)情報収集のこと

なぜ旅をするのかといえば、何ごとかを学ぶためにである。 書物を通じて学ぶのも良いのだが、できるならば世界を直接読み解くような学び方が好ましい。 自身の体を通じて世界をありのままに理解したいものだと思う(これができれば投資で利益を得るのも容易…

ケルン旅行記 [4] ケルンですれちがった老夫婦のこと

ケルンの宿は財布にやさしいホテルを選んだ(とはいえ人気の宿だったのでキャンセル待ちの末、ようやく取れた)。 酒場の多い広場に面しているのでにぎやか(というか騒々しい) ドイツのホテルのエレベーターは、カードキーをセンサーにかざして初めてフロ…

アブダビ旅行記 [16] カタール危機と詩的なアラビア語のこと

日本を発つ直前のタイミングでアラブ諸国がカタールと断交した。空路も遮断されたと聞いて驚いた。 今回の旅行にはエティハド航空を利用したのだが、最終的にカタール航空との二択で決めた。オランダやドイツとの空路に影響はないので、いずれを選んでも旅程…