楽しい投資研究所の旅日記

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ベルリン旅行記 [1] 来ない電車

ケルン3日目の朝、この日の天気予報は雷雨だった。猛暑が続いていたので雨はありがたいと待ち望んでいたのだが、結局降らなかった。 翌日の朝、ニュースではハノーファーが大荒れで床上浸水の被害を報じていた。気の毒なことだと思った。 朝食を済ませてケ…

アムステルダム旅行記 [9] ミュージアムカードとバブルとマイナス金利のこと

オランダには集団肖像画が多い。商業組合が画家に発注する例が多かったことによる。 特定の権力者が画家たちのパトロンとなって画業を支えたのでなく、商人の集団がお金を出し合って画家に発注し、その売上を以て画家は生計を立てた。 レンブラント「テュル…

ケルン旅行記 [2] カリーヴルストがうまい

ケルンの宿にはシティクラス レジデンス アム ドムを押さえた。ケルン中央駅から約500m。タクシーは使わず歩いた。すぐ着いた。ストリートビューで初めて訪れる地の道のりをシミュレートできていたのでスムーズであった。Googleにはいつも助けられる。そうい…

ケルン旅行記 [1] ケルン大聖堂

ドイツのケルンに入った。アムステルダムからICEで3時間弱。前にケルンを訪れたのは2003年の夏。今回は二度目の訪ケルンである。 ケルンの顔、大聖堂 "DOM" には十四年ぶりに再会する。正しくはザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂。1996年に世界遺産…

アムステルダム旅行記 [8] オランダ商人の押し出しのこと

運河に面した建物には間口税と呼ばれる税金が課された(16世紀)。当時のアムステルダム市民は間口を極力狭めて、奥行きを広くとった。スペースがありさえすれば、間口のみ狭く、奥は広くといった家屋設計とした。節税対策である。 一方、富裕な商人は必要以…

アムステルダム旅行記 [7] 運河のこと

オランダといえば運河である。 干拓に用いられた水路であり、輸送路であり、居住空間でもある。 夜明けの運河。 水の上に住むとはチャレンジングであると思うが、新たな居住用ボートの認可は下りないため、現在のボートハウスは豪華な内装の高級住宅となって…

アムステルダム旅行記 [6] 上空から見たオランダのこと

スキポール空港着陸間際、上空から見たオランダである。 きれいに区画された農地が見える。緑の各区画にそれぞれ家屋が配置されていて、農家の家だろうか畜舎だろうか、陽光に映えていて美しかった。 幹線道路沿いには風車が等間隔で配置されていたりして、…

アムステルダム旅行記 [5] 租税回避スキームのこと(ダッチ サンドイッチ)

ちょっと前、アップルやグーグルといった多国籍企業が租税回避の仕組みをつくり税負担を不当に軽くしているとして話題になった。 そこで用いられていた手法が「ダブル アイリッシュ ウィズ ダッチ サンドイッチ」なるものである。 私も今回せっかくオランダ…

アムステルダム旅行記 [4] レンブラントの夜警のこと

アムステルダムに着いて真っ先に向かったのは国立美術館である。この美術館の目玉はレンブラントの「夜警」と、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」である。 国立美術館。アムステルダム中央駅からトラムで約10分。 現存するフェルメールの作品は多くはなく、彼…

アムステルダム旅行記 [3] 今そこにある危機について

今回のアムステルダムへの滞在中、宿にはヒルトン ダブル ツリーを押さえた。アムステルダム中央駅から歩いて5分かからない立地で、電車利用にも便利である。何より朝食のおいしいところ(朝食の評価が高いところ)という点に重きを置いて選んだ。実際食べ…

アムステルダム旅行記 [2] オランダのマリファナ事情について

オランダでもマリファナ(大麻)は合法ではない。ただし一定量までの個人的使用ならば(違法だが)法は執行されない。厳格な禁止は非現実的であり、それよりも制御した方が良いという考えに基づく。オランダが麻薬の輸出入に深く関わってきた歴史的経緯もあ…

アムステルダム旅行記 [1] ニシンがうまい

アムステルダムに来ている。 ハーリング(Haring)がうまい。生のニシンの酢漬けである。きざみ玉ねぎがよく合う。 ホテルの朝食ビュッフェにあったので、まずはそれを食べた。酢漬けのニシンにピクルスが添えてある。 生魚がおいしい国である。 これがめっ…

アブダビ旅行記 [3] 天も味方する男について

アムステルダム行きの飛行機まで搭乗口からバスで移動した。アブダビの空港では乗り降りの際のバス移動時間がとても長い。そういえばドバイでも同様だった。便数の規模に空港施設が追い付いていないのかもしれない。 ゲートから飛行機までのバス移動、エコノ…

アブダビ旅行記 [2] 空港ホテルのこと

成田を発ってアブダビ国際空港までは11時間かかった。疲労感はたっぷりである。ここから乗り継いでアムステルダムまでさらに7時間のフライトを控えているのだ。しかも次の出発時刻は8時間後ときた。学生時代であれば空港の空いたスペースにごろんと横にな…

アブダビ旅行記 [1] エティハド航空でアブダビへ

今回利用したのはエティハド航空である。アブダビを経由して、アムステルダムへ向かう。成田からアブダビまで11時間のフライトである。時差は5時間。 機内モニタにはメッカの方角と次の礼拝までの時間も表示される。 メッカ、二時の方向、この先九千キロ。 …

出国直前の一夜漬け気分のこと

出国する間際、知りたいこと、調べたいことが未だに手つかずで多数残っていて、試験前の一夜漬けのような気分になっている。 直前までお仕事で何やかやといそがしかったのだが、それはいいわけにならない(そもそも誰にいいわけしようとしているのか)。 オ…

台湾・香港 旅行記 [10] - 香港のエアポートエクスプレス

※2016年香港旅行記の追記記事(アップし忘れていた記事)である。 エアポートエクスプレスのプラットフォームとチケット 空港から香港市内へはエアポート エクスプレスを利用した。九龍駅まで22分。チケットは二人以上ならば割引料金で買える。片道ふたりでH…

リモワのこと

リモワのスーツケースを初めて買った。 昨年、台北を訪れたときホテルの近くにリモワのショップがあった。家内がいうには、とても評判が良くてとても高いスーツケースだそうだ。スーツケースは荷物が運べればそれでいいだろう、と思っていたのでそのとき興味…

Gmailを使って(他のメールアドレスで)メールを送信できなくなった際の対処について

覚書である。 (経緯) XREAを利用、独自のドメインを用いてのアドレスを設定、Gmailで使用していた。 突然、メールが送れなくなった。送ったメールが届かない。返ってくる。 (対処) 次の修正が必要だった。 Gmail: 「設定」 → 「アカウントとインポート」…

パスポートを申請した話(切替発給)

池袋サンシャインでパスポートの更新手続きを済ませた。正しくは「パスポートの切替発給」。厳密には更新ではなく新規の発行になるので、パスポート番号が変わる。 航空券の手配には当然、パスポート番号が必要である。そして次の渡航先はパスポートの残存期…

香港・台湾 旅行記 [9] - 台湾のバスについて

台北市、バスで難儀 台北はバスが便利と聞いた。台北市で最も充実している交通機関はバスであり、市内にはバス路線網が張り巡らされている。 台湾桃園国際空港から台北市内のホテルまで、移動はどうしようかと考えた。タクシーならば片道1,300台湾ドルくらい…

香港・台湾 旅行記 [8] - 台北の宿について(ホテル ロイヤル ニッコー台北)

台北の宿は ホテル ロイヤル ニッコー台北とした。朝食のおいしいホテルをと探したとき、「台北 ホテル 朝食 おいしい」で検索したところ、あらゆるサイトがこのホテルを推すのである。ならば、とすかさず予約した。介したのは一休.com。朝食付きで一泊7~…

香港・台湾 旅行記 [7] - 高雄。微小粒子におそれおののく

高雄の空気は良くないと、うわさでは聞いていたが、現状についてはまるで把握していなかった。 PM2.5について(必要に迫られて)少々調べた。大きさは髪の毛の1/30程度。肺の奥深くまで侵入することがあり、呼吸器系、循環器系への悪影響が懸念される。これ…

香港・台湾 旅行記 [6] - 高雄。バイクとマスクとPM2.5

(高雄滞在中のお話) 高雄のホテルにチェックインして、iPadでGoogle mapを開けば、近辺のレストラン情報をレビューコメント付きで表示してくれる。 今回はこの機能にかなり助けられた。日に日に便利な世の中になっている。そして台湾ではどのお店もたいて…

香港・台湾 旅行記 [5] - 台湾新幹線で高雄へ

(時系列を無視してお送りしています) 10月13日、台中から高雄まで高速鉄道で移動した。台中駅から左営駅まで約50分、ひとり片道790台湾ドル。 高速鉄道車両はJR東海とJR西日本が共同開発したもの。ぱっと見、東海道新幹線とほとんど同じである。現地でも「…

Amazonプライムという怪物

Amazonプライムがすばらしいなと思う。 ・お急ぎ便・配達時間指定が無料。すぐ届く。Amazonにはいつもお世話になっているので、ますますありがたい。 ・12月にPrime nowを利用してみた。1時間以内に届けてくれるというサービス。わが家が適用地域に含まれる…

無題

ついったー埋め込みテスト。 2016年の感想その1 トランプ大統領は予想できなかった。— SHOJI Takuya (@bahette1) 2016年11月9日 感想その2 感想を一言でいえばアメリカ国民怖である。— SHOJI Takuya (@bahette1) 2016年11月9日 その3 そういえば、仕事つ…

旅という贅沢

イタリアのフィレンツェ。2008年7月。ウフィツィ美術館の窓から。 年始に、以前旅したときの写真を見返した。当時の記憶がよみがえるようだ。ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア、バルセロナ、パリ、ロンドン、ワシントン、ニューヨーク、いちいち楽しかっ…

旅先の宿について

食べ過ぎる 宿にはがんばってお金をかける。無理なく、ただし可能な限り良いホテルを選ぶ。ホテルの良し悪しが旅先の印象を大きく左右するので。 十四年前、朝食付き一泊6千円のロンドンの安宿に独り泊まった。半地下の部屋、網戸もない鉄格子の付いた窓、…

香港・台湾 旅行記 [4] - ホテル グランド リスボアのカジノ

ホテルにあった翡翠の彫刻(ほかにも多数) マカオのフェリーターミナルから市内へは、タクシーで向かってもよいが、カジノ利用客・宿泊客のための無料送迎バスも便利である。港の前のバスターミナルで、目的のホテルの担当者へ声をかけ、バスを待てば良い。…

香港・台湾 旅行記 [3] - マカオが魅力的だったこと

聖ポール天主堂跡(世界遺産) マカオに来るのは2度目だが、前回は社員旅行で同僚たちについて回っただけである。全然調べなかったし知識もなかった。なので、前回の記憶はほとんどない。 初めて知ったのだが、実はマカオは世界遺産だらけのとても興味深い…

香港・台湾 旅行記 [2] - ロレックス ショップ巡り(デイトナ探し)

新しいデイトナが欲しいなと思い、東京都内のいくつかのショップを巡ってみたのだが、どこにも置いていない。聞けば、月に一本くらいのペースで入荷されるそうなのだが、入れば即出るという状況で、在庫なしとのこと。そもそも流通価格が定価の倍近くするの…

香港・台湾 旅行記 [1] - 台湾桃園国際空港の青い空。あと旅について

旅を意味する ”travel” はアングロ・フランス語の ”travail” に由来する。「骨折り」「労苦」を意味することばだそうだ。その語源をさらにさかのぼれば、ラテン語の ”trepalium” に行き着く。その意味は「責め道具」。旅とは苦痛そのものであり、拷問に等し…

「情報だ」

情報について考えていると、よく思い出す節がある。 今日もふと思い出して、どの本だったか、どこにあったかと探した。これまでも探したことが何度かあった。なので、自分のための覚書です。 ※隠れていた宇宙(Brian Greene著)下巻 p128 からの抜粋。 (199…

トルコ旅行の覚書 - 異質なことばに触れたこと

旅先は遠く離れたところがいい。日常から遠く離れた環境が好ましい。 人は環境によってつくられるのだと聞いた。環境が変れば、見聞きすることが変わり、関わる人が変り、自然、考え方が変り、その結果、行動も変わる。そういう理解でいいのだろうか。 今回…

トルコ旅行記 - トルコ人と日本語

イスタンブルに着いた日の朝(7時頃)、ブルーモスク前の広場の屋台でスィミット(パン)を買い、ベンチに腰掛けて食べていた。すると、 「こんにちは、日本人の方ですか?」と流暢な日本語で話しかけられた。小ざっぱりとした身なりの、中年のトルコ人男性…

ウィーン旅行記 - 旅先での洗濯について

今回はイスタンブル6、ザルツブルク4、ウィーン6と、現地に計16泊した。機内泊2を加えると18泊19日。一週間程度なら一週間分の着替えを持っていけばいいのだが、それを超えるとなると現地での洗濯が必要になる(我が家の場合)。 ホテルでのクリ―ニングを利…

トルコ旅行記 - 日本語が流暢なトルコ人

イスタンブルではミュージアムパスを買った。時間制で、イスタンブル市内の複数の施設で利用可能というもの。アヤソフィアやトプカプ宮殿などで使える。 パスを持っていれば、入場券を買うための行列に並ばなくて良い、というのが大きい。 ミュージアムパス…

ザルツブルクからウィーンへ - 高速鉄道Westbahnに乗る

ザルツブルクを発つ朝、日本で予約した鉄道チケットを探したが見つからない。印刷し忘れたらしい。軽く焦った。 こちらの駅に改札はなく、乗り込んだ車内で車掌がチケットを確認する。チケットはPDFなので改めてダウンロードしてiPadで提示した。まったく問…

ウィーン旅行記 - ビールとピザ屋のかっこいいおやじ

オーストリア出国の日、ウィーン国際空港にて。搭乗口近くでピザを食べた。美味であった。 ウィーンの空港で食べたピザ。 のどが渇いたので水を買いに行ったらとても高くて、代わりに瓶ビールを買った(ビールの方が安い。そしてオーストリアのビールはうま…

ウィーン旅行記 - 旅先の食事について

旅先の食事が口に合うとは限らない。初めて訪れた国で、これおいしい、と思えたらそれはかなりラッキーなことだと思う。 ガイドブックにはたいてい、おすすめレストランが記されているものだが、実際行ってみてその通りおいしかったということの方がまれであ…

ウィーン旅行記 - ウィーン国際空港へ

帰国の日、初めて雨に降られた。空港へ向かうために、ウィーン市内のホテル(K+Kマリア・テレジア)でタクシーを呼んでもらう。ホテルに現れたのは細身の気の良さそうな、少々気弱そうにも見える若いドライバーだった。 ドライバーは、ふんっと鼻を鳴らしつ…

ウィーン旅行記 - 美術史博物館のベラスケス

美術史博物館。ベラスケスの画を初めて観た。魅力的な画であった。 ディエゴ・ベラスケスは超絶技巧の持ち主で、ピカソが手本にした画家だったと聞いた。7年前、バルセロナにあるピカソ美術館を訪れたとき、ベラスケスのラス・メニーナスをなぐり描きしたよ…

ウィーン旅行記 - 国立オペラ座

オペラ座の外観。夜はライトアップされる。 国立オペラ座でバレエ「ドン・キホーテ」を観劇。せっかくだからと一階席を予約した。一人92ユーロ。 バレエは初めて観る。初の観劇がウィーンの国立オペラ座なのだからぜいたくな話ではある。 この日のためだけに…

ウィーン旅行記 - メドゥーサに二度会う

ウィーンの美術史博物館には、ルーベンスの画が多かった。ハプスブルク家の当主たちはルーベンスを好んだもようである。なかでも「メドゥーサの頭部」が毒々しくてリアルで、とても良かった。家に飾るのは不向きだろうけれど、体の芯に響いて来るような迫力…

ザルツブルク旅行記 - 天才音楽家の晩年のこと

ザルツブルクの人口は約15万人。この地方都市に、年間900万人が訪れるのだと聞いた。見どころはいろいろあるのだけれど、モーツァルトゆかりのものは明らかに目玉である。すごい経済効果だ。しかしモーツァルトの晩年は(といっても35歳なのだが)、経済的に…

ザルツブルク旅行記 - モーツァルト生家

もう少し良い写真も撮れたはずなのだが モーツァルトの生家(当時は賃貸アパート)。ここザルツブルクは、音楽を志した人たちにとっては巡礼すべき聖地のような街になっているのだと聞いた。モーツァルトが生まれ育ったということが重要な観光資源になってい…

オーストリアの犬たち

オーストリアのザルツブルクに入った。イスタンブルから空路で2時間半。空港の到着ロビーには犬が多かった。うわこんなところにも野良犬が、と一瞬思ったが、身許の明らかな飼い犬(お出迎え)であった。尻尾をぶんぶん振って、お目当てのご主人に鼻を鳴らし…

トルコ旅行記 - アタテュルク国際空港

イスタンブルのアタテュルク国際空港の名は、トルコ建国の父ムスタファ・ケマル・アタテュルクにちなんでのもの。ところでアタテュルクは大の飛行機嫌いで、死ぬまで飛行機には乗らなかったのだと聞いた。 初めて見る航空会社(中東系)の飛行機が多く、離陸…

トルコ旅行記 - 空港のテロ対策

アタテュルク国際空港からトルコ出国。空港に入るところからセキュリティチェックのための長蛇の列が延びていた。ISIS空爆の件とか、クルド人の人々との問題の件とか、それに犠牲祭が重なっているのだから本気である。 この後、アンカラで自爆テロが起きた。