楽しい投資研究所の旅日記

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アムステルダム旅行記 [1] ニシンがうまい

  • アムステルダムに来ている。
  • ハーリング(Haring)がうまい。生のニシンの酢漬けである。きざみ玉ねぎがよく合う。
  • ホテルの朝食ビュッフェにあったので、まずはそれを食べた。酢漬けのニシンにピクルスが添えてある。

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生魚がおいしい国である。

  • これがめっぽうおいしいのである。生ぐささなどみじんも感じさせない洗練された調理・味付けである。ビュッフェのメニューのなかの目立たぬところに少量、ひっそりと置かれていたので油断すると売り切れている。ただしリクエストすればすぐ持ってきてくれる。
  • オランダ3日目の朝、デン ハーグを訪れた。マウリッツハイス美術館を訪れてのち、すぐ近くにあるエッシャー美術館まで足を伸ばした。ミュージアムカードが使えるものとなぜか思い込んでいたのだが、エッシャー美術館はミュージアムカードの対象外であった。私としたことがうっかりさんである。
  • 美術館の目の前の広場には市が立っていた。見ればハーリングを売る屋台もある。ハーリングの店には当たり外れがあるのだとホテルの親切な女性に教えてもらっていたので、警戒はしていた。しかしその店には地元らしき人々が次々と訪れて買っているではないか。これはおそらく当たりの店であろう。
  • ハーリングと、白身魚を揚げたもの(キブリングというらしい)を頼み、その場で食べた。

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つまみ上げて丸ごとかぶりつくのが正しい食べ方である。

  • これがまたものすごくおいしくて驚いた。正直、オランダの食事には全く期待していなかったのだが、嬉しい誤算である。これらを食べるために我々は、エッシャーに呼ばれて今日ここへきたのだ。

 

アブダビ旅行記 [3] 天も味方する男について

  • アムステルダム行きの飛行機まで搭乗口からバスで移動した。アブダビの空港では乗り降りの際のバス移動時間がとても長い。そういえばドバイでも同様だった。便数の規模に空港施設が追い付いていないのかもしれない。

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  • ゲートから飛行機までのバス移動、エコノミー客とビジネス・ファーストの客とは用意されたバスも別であった。心地良い差別感である。ちなみに我々はエコノミーである。
  • エコノミー客用のバスが我々の目の前で満席となった。しばらく待たされるのかと思いきや、案内されたのはビジネス・ファーストクラスの客用バスである。心なしか座席もスペースも広々としていたような気がする。

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  • 席に座りぼんやりしていたところ、ビジネスクラスのチケットを手にした白人男性がすっと席を立った。どうしたのか(エコノミーの我々と一緒ではいやなのか)と思えば、幼い女の子を抱えた女性にさりげなく席を譲っていたのである。Hooかっこいい。
  • こういう人物には天もファーストやビジネスの席を用意するに決まっているのだ、とか思った。

アブダビ旅行記 [2] 空港ホテルのこと

  • 成田を発ってアブダビ国際空港までは11時間かかった。疲労感はたっぷりである。ここから乗り継いでアムステルダムまでさらに7時間のフライトを控えているのだ。しかも次の出発時刻は8時間後ときた。学生時代であれば空港の空いたスペースにごろんと横になったことであろう。しかし今は社会人であり、そろそろいい歳でもある。ありがたいことに学生時代よりはお金がある。
  • アブダビに着いたのは現地時間の深夜0時過ぎである。日本時間でいえば早朝5時過ぎだ。機内で眠れはしたが浅い。半ば徹夜をしたも同然である。
  • 体力は温存しておきたい。目的地に到着した瞬間にぐったりしてしまうのは避けたい。そこで目を付けたのは空港ホテルである。アブダビ国際空港の第1ターミナル、そこにはエアロテル(Aerotel)なるホテルがあるのだ。

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あった。

  • 到着したのが第3ターミナルだったので少々歩いたが、それでも15分くらいである。フロントでパスポートと次に乗る航空券を見せてチェックインできた。

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まともでありがたい。

  • きれいな部屋である。シャワー設備もベッドも快適であった。エアロテルはBooking.comで予約した。直接予約の場合は2時間単位でチェックイン時刻と滞在時間をリクエストできる。宿泊料金は従量制である。ただしBooking.comで提示されていたプランは泊単位で、6時間滞在の場合よりも安かったのでそうした。
  • 次のボーディングタイムは8時15分である。一番の懸念は、この状態で眠って朝きちんと起きられるかどうかだ。
  • しかしそれは杞憂であった。目覚ましを3個セットしてベッドに入り、目が覚めたと思ったらまだ午前4時である。その後は一時間おきに目を覚ました。それはそうだ。こちらアブダビで4時といえば日本時間の午前9時である。眠くない。その後、余裕をもって起床し、身支度を整えて機上の人となった。

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よく休めた。

アブダビ旅行記 [1] エティハド航空でアブダビへ

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メッカ、二時の方向、この先九千キロ。

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次の礼拝まで1時間24分。アザーンが流れることはなかった。

  • 窓には光量調整のためのフィルタらしきものが組み込まれていて、入光量が調整できる仕様になっていた。外の風景はそのままで明るさのみ変更可能なのである。知らないうちに技術が進歩しているなと驚いた。飛行機には定期的に乗るべきである。
  • ところで先日、アメリカでつくられて放送されたドキュメンタリー番組に "Becoming Warren Buffett" なるものがある。何とか視聴できないものかと思っていたのだが、なぜかエティハドの機内ムービーのなかにあって観ることができ、幸運であった。

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貴重な映像が観れた。

  • ホルムズ海峡がせまい。

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CG映像なのだが、うわ狭いなと思った。

  • ところでエティハドとは調和、和合、連合、同盟といった意味のことばである。

出国直前の一夜漬け気分のこと

  • 出国する間際、知りたいこと、調べたいことが未だに手つかずで多数残っていて、試験前の一夜漬けのような気分になっている。
  • 直前までお仕事で何やかやといそがしかったのだが、それはいいわけにならない(そもそも誰にいいわけしようとしているのか)。
  • オランダ語アラビア語もまるで勉強できていない。アラビア文字は相変わらずミミズののたくった跡のようにしか見えない。とはいえ、アラビア文字練習プリント http://amzn.to/2rf33Lm なるもので、少々書き取りの練習はしてみた。自分の手で書いてみればいたく興味を惹かれる、そして味わい深い文字ではある。
  • アブダビのホテルに車の手配のことで何度か連絡を取ってみたのだが、思いのほか反応が早くて驚いた。イン シャー アッラーとかいわれなくて助かる。
  • 今日の昼にアムステルダム中央駅前で暴走した車が歩行者を次々とひいたというニュースがCNNで流れ、すわテロかとわが家は色めき立った。しかしテロの可能性はないと現地警察が早々に見解を公表してくれていて、直前の旅行取りやめはせずに済みそうである。

 

台湾・香港 旅行記 [10] - 香港のエアポートエクスプレス

※2016年香港旅行記の追記記事(アップし忘れていた記事)である。

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エアポートエクスプレスのプラットフォームとチケット

  • 空港から香港市内へはエアポート エクスプレスを利用した。九龍駅まで22分。チケットは二人以上ならば割引料金で買える。片道ふたりでHKD150。
  • 香港ドル (HKD) は空港のATMからおろした。昔Citibankの口座、今はSMBC信託銀行口座。適用されたレートは13.81円/HKDだった。
  • エアポート エクスプレスの利用者は、九龍駅からは主要ホテルを回るリムジンバスを無料で利用できる。どの路線に乗ればいいかは事前にネットで調べられた。これは便利である。
  • ちなみに帰りもホテルからこのバスを利用できる。但し、見逃さないよう注意が必要である。
  • 帰路はエアポート エクスプレスの九龍駅でチェックインの手続きを済ませられる。荷物もそこで預けられる。ここまで便利なのかと感動を覚えた。

リモワのこと

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  • リモワのスーツケースを初めて買った。
  • 昨年、台北を訪れたときホテルの近くにリモワのショップがあった。家内がいうには、とても評判が良くてとても高いスーツケースだそうだ。スーツケースは荷物が運べればそれでいいだろう、と思っていたのでそのとき興味がひかれることはなかった。
  • 数ヵ月前、出張で豊川を訪れ、若手有望会計士と駅で待ち合わせた。そのとき彼が、お手洗いに行きたい、すぐ戻ってきますから庄司さん、私のスーツケースを見ていてもらっていいですかという。もちろんいいですよ、と預かった。そこで受け取った彼のスーツケースはリモワだった。
  • そのスーツケース、ものすごく滑らかに動いて驚いた。勢い余って柱にぶつけてしまうくらいの滑らかさだった(ぶつけたことは若手有望会計士には秘密である)。
  • 聞けばそのリモワ、彼の家族皆で使っているのだという。たしかに安いものではないが品質はとても良いのだと。アフターサービスも行き届いていてキャスターが壊れてもすぐ直してくれたとか。全てのリモワ製品には5年の保証が付く。
  • そのときからリモワが気になり始めた。
  • 表参道を歩いていたらリモワのショップを見つけたのでふらりと立ち寄った。その日は商品をいくつか見せてもらい、カタログをもらって帰った。おしゃれ雑誌のような立派なカタログであり、プライスリストが別に付いている。ロレックスのカタログと同じようなつくりだなと思った。
  • この、しっかりとつくり込まれたカタログ配布戦術はなかなか効果的である。だって結局買ってしまうのだもの。
  • はじめは、いかにもリモワっぽいトパーズがいいかなとも思ったが、実際に持ってみるとけっこうな重量感である。何も入れていないのにずしりとくる。
  • サルサが軽くて丈夫で良いという評判を耳にした。サルサ・エアはさらに軽いのだが、持ち手が一本の棒状であるあたり、自分としては減点ポイントである。
  • 結局、サルサを買った。選んだのは78リットルのマットブルーである。まんまと買わされた感もあるが後悔はない。高島屋にショップが入っていたので株主優待カードが使えた。これで10%引きである。
  • スーツケースを引いて歩く人を見かけると、スーツケースは何だろう、という目で見るようになった。観察してみればリモワユーザーは意外なほどに多い。これまでは意識したことがなかったので気付かなかったのだ。目にしていたはずなのに見えていないものはこの歳になってもまだまだ多い。
  • リモワのスーツケース、目印を付けていないと本気で間違えてしまうとも聞いた。ベルトを巻いていればいいですかねとショップの女性店員さんに尋ねたところ、ベルトもいいがダサいので、ハンカチを巻いておく方が良いのではないでしょうかとアドバイスをもらった。はあ、それはおしゃれである。

※リモワ サルサ http://amzn.to/2sdIVVW