楽しい投資研究所の旅日記

楽しい投資研究所 www.1toushi.com からの出張Blogです。

楽しい投資ニュースレター - 「市場の混乱期と投資の意思決定について」

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夜もにぎわうブルーモスク。

楽しい投資ニュースレター「市場の混乱期と投資の意思決定について」を配信しました。

今回の旅行記に関わるものですので、ここに記します。

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※楽しい投資ニュースレターをご希望の方はこちらから登録手続をどうぞ。

http://www.1toushi.com/oc/

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楽しい投資研究所より、楽しい投資ニュースレターをお届けします。

ウィーン国際空港でこれを書いています。楽しい投資研究所の庄司です。今回はオース
トリアよりお送りします。

今回のテーマは、市場の混乱期における投資の意思決定についてです。

 

【はじめに】

2年ぶりにヨーロッパを訪れています(トルコ経由でウィーンに来ています)。
年を追うごとにネット接続の環境が整備されて来ているのを感じますね。
日本の証券市場も興味を持って眺めていました(時差は7時間です)。乱高下のご様子。

そこで今回は、「市場の混乱期における投資の意思決定について」をテーマにお送り
いたします。
では本編をどうぞ。

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投資の感性を育む
『 楽しい投資ニュースレター 』
* 市場の混乱期における投資の意思決定について *
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365日かけて(投資のために)会計の本質をじっくり身に付ける、がテーマです。
「決算書に強い投資家になるための365ヵ条」
お申込みはこちらから受け付けています。ご興味がおありの方だけ、どうぞ。
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【ニュースレター概要】
今回のニュースレターは、次のような内容でお送りしています。
I. コラム「市場の混乱期における投資の意思決定について」
II. 投資家のための旅ラジオ (1)イスタンブルより愛を込めて (2)ウィーンを訪れて

【本編】
投資を楽しむための箇条書きコラム
「市場の混乱期における投資の意思決定について」

[結論からお伝えします]
・株式市場の混乱はいつの時代にも必ずやって来る。
・混乱期を好機として活かせるのは、事前に準備を済ませた投資家のみである。

[解説です]
・混乱期はいつの時代も必ず訪れる。
・それを知った上で、事前に備えておくことが一番大事。
・所有したい会社(株主になりたい会社)を見つけておく(なければないで構わない)。
・欲しい会社の価値を自分なりに計算しておく(一株いくら程度なら「十分に安い」と
見当をつけておく)。それを書き留めておく。
・そのために、決算書(有価証券報告書や四半期報告書、決算短信)を利用する。
有価証券報告書は最も信頼性の高い投資情報である。決算短信はその次に良い。
・インターネットに流れる情報は99.999%無意味である。誰も何もわかってはいないの
だと考えて良い。頼りになるのは自分の頭のみである。
有価証券報告書決算短信会計基準(会計のルール)に従ってつくられる。読者は
会計ルールや会計用語を理解していることを前提につくられている。
有価証券報告書は、会計ルールを理解していなければ読めないのだ。知識がなければ、
残念なことに、読んでも情報が頭に入って来ない。決算書は読者を選ぶのだ。
・情報を活かすには知識が要る(この場合は会計の知識)。
・誰にでも機会は現れるが、準備ができていない者にはそれが見えない。
・準備のできていない者が混乱(乱高下)に飛びついて取引をくり返せば、淘汰されて
しまう危険性がある。

[まとめ]
そういう意味で、こういう結論となる。
・チャンスは準備ができている者にのみ訪れる。
・やがて訪れる混乱期に備えて、有望な会社の有価証券報告書を読んでおくべきこと。
・そのために、会計ルールと会計用語を理解しておくべきこと。

(庄司 卓矢)

追伸:
楽しい投資研究所のミッションは「決算書を投資家にとって身近なものとする」という
ものです。

決算書を正しく読むための知識を、投資家のための会計知識を、二言三言で伝えるのは
無理と悟りました。ならば少しずつ毎日、知識を積み重ねていけるようなコンテンツは
ないものか、ないのなら自分でつくる他ない、と考えました。

そうして開発したものが、この365日メールセミナー「決算書に強い投資家になるため
の365ヵ条」です。
こちらから受講登録を受け付けています(現在のところ無料です)。
http://www.1toushi.com/mail_steps/

※近日中に有料サービスとなります。今のうちに(いますぐ)どうぞ!


【楽しい投資研究所のラジオ(楽しい投資Podcast)放送のお知らせ】
旅先から楽しい投資研究所のラジオをお送りしました。こちらからお聴きいただけます。
※楽しい投資Podcast http://1tpc.seesaa.net/

投資は理解がすべてと思っています。事実をありのままに理解することを目標に、歴史
を、地理を、人を、文化を理解するために、可能な限り広く世界を見て廻りたいと
思っています。
今回はトルコの最大都市イスタンブルオーストリアの首都ウィーンそしてザルツブル
クを訪れることができました。投資家視点で見聞したことをお伝えしたいと思い、お送
りしています。
現在までのところ、次のようなスケジュールで放送(公開)しました。

[トルコ・イスタンブル編]
イスタンブルより愛を込めて I - 憧れのボスフォラス http://bit.ly/1N9UfYo
イスタンブルより愛を込めて II - ブルーモスク http://bit.ly/1ZxErWj
イスタンブルより愛を込めて III - アザーンを聞きながら http://bit.ly/1NDxJdD
イスタンブルより愛を込めて IV - イスタンブルの猫 http://bit.ly/1G2yXwp
イスタンブルより愛を込めて V - 「犠牲祭」始まる http://bit.ly/1OuKDL2
イスタンブルより愛を込めて VI - イスラーム教の礼拝 http://bit.ly/1R8qCHI
イスタンブルより愛を込めて VII - 夜のブルーモスク http://bit.ly/1Li7aF5

[オーストリア・ウィーン編]
・ウィーンを訪れて I - 朝のウィーンから http://bit.ly/1WYQZ6Q
※まだ続く(予定)

聴きどころは、猫がかわいい、犬が恐い(しかし大人しい)、というところです(イス
タンブル編)。

PodcastiTunesにて登録していただけますと、これからも聴き逃すことなくお聴きい
ただけます。

Podcastの楽しみ方(Appleサポートサイトに飛びます)
http://www.apple.com/jp/itunes/podcasts/fanfaq.html


【編集後記あるいは近況報告】
・今回はトルコのイスタンブルに入り、それからオーストリアザルツブルクへ、
そしてウィーン、というルートで廻りました。
・過去、3つの世界帝国の帝都であったイスタンブルローマ帝国ビザンツ帝国
そしてオスマン帝国)を一度訪れて見たかったのです。世界を支配しようと意図した
人物たちは、この位置に何を見たのでしょうか。想像はふくらみます。
・それは別にしても、ブルーモスクは想像以上の美しさでした。そしてイスタンブル
は青色の映える魅力あふれる都市でした。


(追伸)
Facebookページ「楽しい投資研究所」 http://on.fb.me/H3fnwP を設置しました。
※今回のメールマガジンはお役に立てましたでしょうか?
ためになった、と思われたときは、上記Facebookページの「いいね」ボタンを押してい
ただけましたら、とても嬉しいです。


□お知らせ
当メルマガ発行人の著書「バフェットの謎」技術評論社より発売中。
[読者の声] 「バフェットの謎」楽しく拝読させていただきました。
バフェットは長期投資しかしていないと思っていましたが、ギャンブルのような
短期的な売買も行っている意外な一面を知ることが出来ました。
文中のコラムも面白かったです。また庄司さんの次の書籍を楽しみに待っています。
(N.Eさん 徳島県 20代 男性)
http://amzn.to/m8lozc


楽しい投資研究所のオリジナルコンテンツ:
■365日メールセミナー「決算書に強い投資家になるための365ヵ条」
365日かけて(投資のために)会計の本質をじっくり身に付ける、がテーマです。
http://www.1toushi.com/mail_steps/


□あとがき
トルコに入って最初に使った通貨はユーロでした。お釣りで受け取ったのはUSドルです。
なかなかトルコリラを使えません。
トルコリラは概ね年8%程度のペースで価値を落としてきています(インフレ率8%)。
九年で価値が半分になるペースですね。長く持っていてはいけない通貨といえましょう。
トルコの人々も、貯蓄は外貨でするのだと聞きました。

(もうひとつのあとがき ありマス↓)
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発行:楽しい投資研究所
http://www.1toushi.com/
※ご質問・ご感想は、このまま返信してお送りください。一所懸命、全部読みます。
※楽しい投資ニュースレターの登録解除はこちらから承っております。
https://1lejend.com/stepmail/delf.php?no=Evrgxou
Copyright (C) 2015 All rights reserved by Takuya Shoji
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□もうひとつのあとがき
イスタンブルには猫が多いのです。人懐っこく寄って来た猫は、横腹のケガに縫合治療
を施されていたりしました(抜糸未了)。イスタンブル市民は猫好きなのですね。
また、犬も多いです。飼い犬かと思いきやどうも野良犬っぽいのです。しかもかなりの
大型犬なので近くに来ると緊張します。中東系の小さな女の子が、突然現れた犬にびっ
くりして泣き叫んでいたりしました。一方、犬はそしらぬ顔で通り過ぎて行きました。

(了)

※このニュースレターがお役に立てるようなご友人がいらっしゃるようでしたら、
ぜひご紹介してあげてください。

※このメールマガジンの転送・転載はご自由にどうぞ。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

 

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イスタンブルのスラ・ハギア・ソフィア・ホテルにて原稿を書く