- UAE(アラブ首長国連邦)の国籍を持つ人々をエミラティと呼ぶ。エミラティの全人口に占める割合は13%に過ぎない。人口の大部分を占める外国人がUAE経済を支える構造である。
- ホテルで何やかやとお世話になったラウンジ スタッフは韓国籍の女性だった。ラウンジの若いシェフはフィリピンの、レストランでサーブしてくれたウェイターはネパールの国籍を持つ人々だった。特にこちらから尋ねたわけではないのだが、各人が教えてくれた。
- UAE政府は外資に対し一定割合の自国民(エミラティ)雇用義務を課している。福祉が充実しているUAE国民は勤労意欲が旺盛とはいえないようで、実務能力は外国人が勝る一方で、エミラティの給与水準は高く、経営者からすれば頭痛の種でもある様子。
グランド モスク スタッフの方たち
- ホテルにチェックインしたのは朝といって差し支えない時間帯だったのだが、ホテル スタッフの皆さんがアラブのコーヒーとデーツを手にわらわらと出迎えてくれて、ヨウコソイラシャイマシタとか、コニチワ、アリガトゴザイマスなどと、対応をしてくれてなんと友好的な、と驚いた。そういえば、UAEの石油・天然ガス輸出先のトップは日本である。フロントの女性のみ欧米系で、日本人にフレンドリーなベルボーイ連は皆アジア系であった。
ホテルに隣接するスーク(市場)の入口 ※金曜だったのでほとんどが休み