楽しい投資研究所の旅日記

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アムステルダム旅行記 [7] 運河のこと

  • オランダといえば運河である。
  • 干拓に用いられた水路であり、輸送路であり、居住空間でもある。

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夜明けの運河。

  • 水の上に住むとはチャレンジングであると思うが、新たな居住用ボートの認可は下りないため、現在のボートハウスは豪華な内装の高級住宅となっている。
  • 運河の交差点が方々にある。
  • 7つの橋が連なって見えるポイントがあり、運河クルーズの名所となっている。
  • 運河に面した建物の幅が狭い。間口の広さに応じて課税された「間口税」制度の名残りであるという。

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課税標準が間口の広さだった。文字通りの外形標準課税である。

  • 早朝、運河沿いを歩いていると脚にかゆみを覚えた。蚊は多くはないというが、年によっては大量発生するらしい。運河クルーズに参加したとき、運河沿いにたたずむ人たちのなかに脚を掻いている人を複数人見かけた。
  • 水質は清浄というわけではなくて、なるほど大都市のなかの川である。プライベートな船でクルージングを楽しんでいる人たちが、水着で泳いでいる姿もまれに見かけた。アムステルダム阪神が優勝でもしたのだろうか、とか思った。
  • 運河には基本的に柵など設けられていないので、車の転落事故もたまに起こる。運河に転落し命を落とす人もいると聞いた。運河沿いを歩くときはうっかり禁止である。