カタルーニャ音楽堂見学のこと
(バルセロナ 2018年9月)
カタルーニャ音楽堂を見学。世界遺産である。観覧料金は一人20ユーロ、全てガイド付きツアーである。
*20世紀初頭に造られたコンサートホール
僕たちのガイドは若い女性で、昨日からガイド始めました!と言われても驚かない初々しさが光っていた。緊張感を持って一所懸命仕事にあたる若者の姿は見ていて気持ちの良いものである。
*たぶんOJT
テラスにある柱群の装飾がグエル公園のそれを思い起こさせるものだったので、自由観覧の時間に訊いてみた。
この柱に施された装飾は僕にグエル公園を思い起こさせるのだが、この建築を担当したひとにはアントニ ガウディの影響があったりするのだろうか?
*この文様がガウディっぽい
彼女は目を見開いて一所懸命に僕の質問を聞いてくれた(『パーク グエル』の言葉に激しく頷いてもくれた)のだが、あ、次の解説の時間なのでとばかりに、LINEで例えれば既読スルーというのだろうか完全無視といった感じでそそくさと離れていってしまった。
*一所懸命に解説してくれる
後で調べてみれば音楽堂の設計者はガウディのライバルであると同時に師匠でもあり、影響を受けたのはむしろガウディの方だった可能性も高い。そんなことも知らないのかと言外に伝えられたのかもしれないが反省はしていない。
*見たことのない造りのステンドグラス。太陽を表現。