- ケルンの宿は財布にやさしいホテルを選んだ(とはいえ人気の宿だったのでキャンセル待ちの末、ようやく取れた)。
酒場の多い広場に面しているのでにぎやか(というか騒々しい)
- ドイツのホテルのエレベーターは、カードキーをセンサーにかざして初めてフロアボタンを押せる仕様になっている。夕方、ホテルに帰ってきてエレベーターに乗ろうとすると、今チェックインしたばかりと思しき老夫婦がエレベーターのなかで、ボタンを押しても反応しないと困っている様子だった。
- ここにカードをかざすと押せますよと教えて差し上げた。老紳士は、ありがとう、このホテルは初めてなんだ、といった。老婦人は、助かったわ、そもそもホテルに泊まることなんてめったになくて、といった。
- 素朴で善良なドイツ人夫婦といったふたりだった。メルケル首相の第一の仕事は、こういう人たちをまもることなのだろうなと思った。
- なぜか印象に残った場面だったので書いておく。