楽しい投資研究所の旅日記

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ケルン旅行記 [3] ケルシュのこと

  • ケルンには三泊した。二日目の夜、ケルシュなるものに気付いた。ここケルンでしか飲めないビールで、イギリスから定期的に飲みに来る通もいるという。

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ビールのことにまで頭がまわらなかった

  • 秋田で田沢湖ビールを鯨飲していた時期があったのだが、そういえばその中にケルシュという種類があったようにおぼろげながら記憶している。ただしケルシュと名乗れるのはケルンで醸造されたビールに限られるようなので、それはケルシュ風ビールというのが正しいようだ。
  • 家内に促されて初めて知った。僕としたことがうっかりしていた。二日目に気づけて幸運であった。
  • Googleが進めるパブの中で桁違いの高レビューを集める店が中央駅前にあった。フリュー アム ドム(Fruh am Dom)という。醸造所直営レストランとある。
  • 午前にヴァルラフ・リヒャルツ美術館を訪れて後、正午を少し過ぎたタイミングでFruhに立ち寄った。屋外道脇の席には大勢の客が昼からケルシュを飲んでいて楽しそうだ。ウェイターに声をかけると、屋外と屋内どちらが好みかという。涼しいほうが良いので屋内をと頼んだ。好意だったのだろうか、静かなスペースに案内してくれた。
  • ケルシュは誰かが書いていたのだがわんこそば方式のビールである。200mlの円筒形グラスに注がれたビールを飲み干せば、ウェイターが次々と注ぎ入れてくれる。グラスの上にコースターを乗せるのがもう十分だというサインである。
  • 注いだ回数分、コースターに線が引かれる。頼んだおつまみもコースターにメモ書きされていた。お会計はこのコースターを用いて行われる。コースターそのものが伝票となる。

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ケルシュとコースター伝票

  • ケルシュは低温醸造、非熱処理ビールのため、長距離輸送に不向きなのだそうだ。ケルン市外にはほとんど出ていないため、ケルシュ愛好家ははるばる足を運んでケルンの地ビールを味わうのだという。
  • おつまみにとメニューからタルタルと記されたものを頼んだところ、生の豚ひき肉が載せられたパンが出てきておぅと思った。タルタルと見てタルタルソースをイメージしてしまっていたが、本来の意味は生素材である。これはこれでケルシュに合い、美味であった。

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タルタル(ユッケ)パン

  • お店の人々はみな感じが良くて、いきなり当たりを引いたもようである。グラスは空いてないかと、ウェイターがちょくちょく顔をのぞかせてチェックしていってくれる。ウェイターたちはいかにも醸造所で働いていますという恰幅の良さで、朗らかですばらしいと思った。
  • 次の予定が控えていたので、ケルシュを3杯飲んでいい気分になったところで店を後にした。また訪れたいFruhである。