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ベルリン旅行記 [5] 東独の名残りのこと(あるいはアンペルマンのこと)

  • 旧西ベルリンに位置する信号機と、旧東ベルリンに位置する信号機とでは表示が異なる。
  • こちらはブランデンブルク門の前にあった旧西独時代から継続して採用されている信号機である。

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旧西独の信号(進め)

  • 一方、旧東独の信号機もまた継続使用されている。いわゆるアンペルマンである。

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旧東独の信号キャラ「アンペルマン」(進め)

  • 旧東独の信号機に用いられたピクトグラムアンペルマンと呼ばれ(信号男の意)愛されていた。十四年前、初めてベルリンを訪れた際にそう聞いた。
  • 統一ドイツとなった後は当初、西ドイツのものに置き換えられる予定だったがアンペルマンを守れ運動が拡がり、統一後も旧東独エリアでは旧来のものを使い続けることとなった。
  • そして現在もアンペルマン人気は健在であった。それどころか旧西独エリアまでアンペルマンが侵食している有様である。いまやベルリン市内の8割以上の信号機がアンペルマンであった。

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旧西ベルリンでもアンペルマン(止まれ)

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  • 時代の波を越えて生き残るには愛され上手であるべきという教訓であろうか。