(高雄滞在中のお話)
- 高雄のホテルにチェックインして、iPadでGoogle mapを開けば、近辺のレストラン情報をレビューコメント付きで表示してくれる。
- 今回はこの機能にかなり助けられた。日に日に便利な世の中になっている。そして台湾ではどのお店もたいていおいしい。それもあってか今回訪れたお店はすべて当たりであった。日本人の好みに合った素敵な国である。
- ホテルから歩いて10分くらいのところに、地元の人々にも評価の高そうな麺の店があった。歩いていけるだろう。日が暮れかけていたが、バイクに気を付けながら歩いた。身の危険を感じることは全くなく、すぐ着いた。
- どう注文すればよいのやらと、しばし戸惑ったが、店員さん、さらにはそこに居合わせたお客さんにも助けられて(感動的に親切である)、無事夕食にありつけた。これはおいしい。高雄滞在中はここに通うことになるかもしれない、とこの時は思った。
奥の油そばっぽい麵が特においしい。次はこれを頼もう、と思った。
- 帰路、日は暮れていたが、評判通り治安に問題はなさそうである。歩いて帰ることにした。ついでに近くの夜市も見学していこうかと、その方面へ向かった。
- このとき、なぜか急に足が重くなったのである。旅の疲労がたまったのだろう。出直すことにした。バイクが多い。皆マスクをつけている。このマスクがカラフルで高雄の風物詩的なものでもあるらしい。
バイクの集団(皆マスクを装備)
- ホテルの部屋に戻ってから、ふと気になって「高雄 マスク」で検索をかけた。すると連想キーワードとして、「PM2.5」なるものが現れではないか。日本でも有名な、呼吸器・循環器に悪影響を与える微小粒子である。
- ついでにその語を加えて検索し直すと、PM2.5の濃度をリアルタイムでモニターしてくれるサイトがあらわれた。僕たちのいる地域を見てみると、赤字の警戒エリアであることが示されていた。日本語で「健康に良くない」とある。