- 新しいデイトナが欲しいなと思い、東京都内のいくつかのショップを巡ってみたのだが、どこにも置いていない。聞けば、月に一本くらいのペースで入荷されるそうなのだが、入れば即出るという状況で、在庫なしとのこと。そもそも流通価格が定価の倍近くするのだ(2016年10月時点)。正規店で仕入れてそのまま転売してもン十万円の差益が得られる状況である。自由市場経済の有益さは認識しているつもりだが、所有する気がないのならそういうことはやめていただきたいものである。
- 香港のロレックスショップを調べてみると、結構な数の店舗があるのだと知った。これは手に入るかも。ちなみに香港では外貨の持ち込み・持ち出しいずれも無制限である。
- 片端からショップを巡ってみたのだが、結局、影も形も気配すらなかった。こちらの店舗はいずれも小ぶりで、東京で探した方がどちらかといえば手に入れやすいのではないかと感じた。
- ただ、上環のショッピングモール「ザ・ランドマーク」にあったショップの店員さんはとても感じが良かった。買うのならこういうところで買いたい。
- 一方、ネイザンロード沿いのショップでは、足を踏み入れるなり、何か用かといわんばかりの対応であった。二言三言、友好的に話しかけたりもしたのだが、買う気がないのなら帰れという風情である。こういうショップもあるんだ、と軽く驚いたが、僕が悪いのだ。時計をつけ忘れていたのである(暑かった)。冷やかしと思われるのも当然だ。ロレックス ショップ巡りにはロレックスが必須なのである(僕の場合)。
- さて、こういうのをブランドショップ巡りというのだろうか。旅先でこんなことをするのは初めてである。終わってみれば、大して得るものはなかった。柄にもないことをするものではない。
- ところで、香港でよく見かけたのがこちらの「周大福」。中国本土を含めて宝飾品販売最大手だそうである。拠点は香港。たしかにマカオでもよく見かけた。香港証取上場。昨今、中国本土からの観光客が減少し、業績が厳しいらしいと帰国後に日経で読んだ。