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楽しい投資研究所の旅日記

楽しい投資研究所 www.1toushi.com からの出張Blogです。

ウィーン旅行記 - 旅先での洗濯について

  • 今回はイスタンブル6、ザルツブルク4、ウィーン6と、現地に計16泊した。機内泊2を加えると18泊19日。一週間程度なら一週間分の着替えを持っていけばいいのだが、それを超えるとなると現地での洗濯が必要になる(我が家の場合)。
  • ホテルでのクリ―ニングを利用してもいいのだが、それは最終手段である。パンツ1枚に2ユーロ払うのはちょっと、と思うのは正常な感覚であろう。やはりコインランドリー(セルフ・ローンドリーまたはセルフ・オペレーテッド・ローンドリーで大概通じる)を利用したい。

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結構規模の大きなコインランドリー店。週末にはミニコンサートが催されるらしい。

  • コインランドリーはそれのみ独立して在るのはまれで、たいていクリーニング屋に併設されている。操作はどこも似たようなものなのだが、細かなところで違っていたりする。説明書きを読んでも分からなければ、操作法を教えてもらうため、店主や従業員、あるいはたまたまそこに居合わせた現地のお客さんをつかまえて訊くことになる。
  • 概して皆、親切である。旅行者に人々は優しい。人の本性は善なのだと感じる瞬間である。

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説明書き

  • 今回はザルツブルクとウィーンで洗濯した。イスタンブルではクルバンバイラムと重なったこともあって、営業しているランドリーを見つけられず、シャツをバスルームで手洗いした。洗濯は重労働であることを思い出した。松下幸之助は偉い、と思いつつシャツを絞る。乾かしたら良い具合に仕上がって満足である。
  • ザルツブルクではホテルのすぐ近くにコインランドリーを併設しているクリーニング屋を見つけた。洗剤込みで洗濯機と乾燥機使用のコースで10ユーロ。きれいに仕上がってこれまた上出来である。

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  • ウィーンでは目星をつけていたところに見つからず、初日は無駄足を踏んだ(とはいえ市内観光にはなった。マーケットを見学できたし、ビールも買えた)。
  • ホテルに戻ってGoogle検索の出番である。検索ワードは "self operated laundry wien" としたが、どうも切れが悪い。トリップアドバイザーのサイトも覗いたが、ウィーンへの旅行者の多くがこの問題に悩んでいることを知った。
  • そして意外なことに、ウィーンではストリート・ビューがほとんど使えないのである。市内の道のほとんどがカバーされていないのだ(主要幹線道路のみ見ることができる)。なぜかは知らない。
  • 結局、シンプルに "Laundry wien" で検索したところ、良さ気なところがヒットした。ホテルから歩いて行けそうな所にひとつある。翌朝、朝食を済ませてすぐ出発した。この時点で洗濯は喫緊の課題となっている。
  • このブロックの角にあるはず、と見たところ、建物自体が改装中であった。一瞬絶句したが、落ち着けば難局はたいてい打開できるものである。地図を見直した。通りを一本まちがえていた。

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ランドリーを求めて朝のウィーンを歩く

  • もう1ブロック先に、目当てのランドリーはあった。洗剤込みの洗濯と脱水(ここは脱水機が別であった)、乾燥機の使用全てで8.5ユーロ。
  • マシンを前にしてまごまごしていたら、洗濯に来ていた年配の女性が声をかけてくれた、何か分からないことありますかと。ここをこうしてああやってと一通り教えてくれた後、まだ5分くらいなら時間あるからここで待っていましょうか、とまでいってくれる。オーストリアの人々の温かさよ。自分にここまでできるだろうか。ありがとうございます、大丈夫です、ダンケシェン。
  • こうして無事、洗濯を終えられた。肩の荷が下りた気分である。帰路(朝市が立っていた)インド人の露店で想像通りの味のするカレーを食べて帰った。

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コインランドリーにもフリーWiFi

  • ところで、一回の洗濯には移動時間も含めて2~3時間かかる。旅先でこの時間のロスは惜しい、と思うこともあった。ホテルのクリーニングを利用すれば、時間をお金で買うこともできる。
  • ただ、これを書いていて思ったのだが、これまでの旅行を振り返るに、洗濯というイベントが旅の印象に大きな影響を与えている。
  • 旅の思い出の第一は、観光名所巡りではなく、現地の人とのコミュニケーションにあると思っている。二言三言でも、現地の人とのやり取りが、あとで考えれば良き思い出になっていたりする。
  • バルセロナのランドリーの女主人は明るくて親切で素敵な女性だった。ミラノではたまたまそこに居合わせた年配のご夫婦と知り合い、彼らもまた旅行者で、街の見どころ、気をつけるべきことなどを教えてもらった。日本料理の店がこちらで増えていること、日本料理は存在感を強めており、これはビジネスチャンスであろうことなどを話してもくれた。フィレンツェの繁盛しているクリーニング屋は、全部私にお任せ下さいと親切だったが、帰って見てみると靴下の片方が2足分なくなっていた。
  • 現地の人々の息吹に触れられる機会ともいえる。そうとらえれば、旅先の洗濯も悪いものではない。