(※2018年9~10月 セビージャ, マドリード)
セビージャに滞在したのは5日間。宿は ホテル ポサダ デル ルセロ。朝食会場のレストランにはCava(スパークリング ワイン)が置いてある。朝から呑めるのだ。
*朝Cava
<2018/09/25 09:15>
最終日の朝、理由はよく分からないのだがホテルの朝食レストランでお姉さん達からワイン(Cava)をもらった。
毎朝サーブしてくれていたふたりが「ミスターショウジ!」とやって来てボトルをくれた。手書きのメッセージカード付きである。
*びっくりした
<同日 09:25>
先に部屋に戻っていた家内に、レストランのお姉さん達にワインをもらったと伝えた。しばらくネットを見ているなと思ったら「そのCava高くないよ喜んじゃってやっす」というあたり、おっ可愛いなと少々思った。
<同日 09:29>
ちょっと浮かれてFacebookで自慢した。
*自慢
<同日 09:42>
すると投稿直後、ホテルの公式アカウントからコメントが来た。
*あらゆる言語を即翻訳できる時代である
<同日 09:43>
あのボトル、もしかして彼女たちからのプライベートな贈り物だったりしたらどうしよう?彼女たち、支配人から怒られたりしやしないだろうか...とコンマ2秒ほど悩んだ。
*そんなわけない
ところで再びセビージャに来るとして、僕はどのホテルを選ぶだろう。本音は迷わず同じこのホテルである。すなわちこれはリピーターを確実に生む手法といえる。今後ホテル関係者の方へコンサルする機会があったらこの営業戦術を伝授したい。
*男とは所詮その程度である(洞察)
<その八日後 2018/10/3 出国日の朝(マドリード)06:55>
セビージャのホテルでもらったワイン、良い思い出の品だと大切に包んでスーツケースにしまった。日本で飲もう。
マドリード バラハス空港のチェックインカウンターでスーツケースを預ける際、ぶん投げられて割れても困るな、機内に持ち込むか、と手提げカバンに詰め直した。
そして進んだセキュリティチェック、これは持ち込み不可だと取り上げられた。そりゃそうだ液体である。
疲れがたまっているぞと自覚したが、ちょっとした悲劇である。
*くやしくてビールを呑んだ